「尖閣諸島」をめぐる動きを通して…
昨日の深夜のニュースで知ったのだが、例の中国人の船長が釈放になった、とのこと。
その決定を下した那覇地検の会見。
「それ程の悪質性・違法性はなかった。又日中関係の今後のことも勘案して、こうした判断をした」云々…。
一体司法判断の際、こうした社会的、政治的判断を考慮したやり方って、アリなのか? 法的根拠だけでやっていたと思っていたのだが…。
多分今までもこうしたことはあったのだろうが、それを記者会見の場で公表するというのは、良いのか?
部内問題にとどめるべきことを公表した地検の意図を深読みすると…
「今大阪地検特捜部問題で苦しい。相当大掛かりな刷新もありそうだ。だからこの問題では、民主党政権に恩を売っておいた方が良い。全面的に検察の責任として背負い込もう。ただ、俺たちは政府の判断・意向を受け入れ、法的判断のみという原則を曲げざるを得なかった、これをどっかでは言っておかなければならない」
…こういうことだろうと思う。
そもそも「処分保留で釈放」って、後日犯意性アリ、となって船長を召喚しても、一体彼は来るの ?
「不起訴処分」で決定なのだろう。確か前原外相は、「明確な違法性を証明するビデオがある」、と言っていなかった ?!
この間の政府の動き・考え方、又釈放に関する政府関係者(菅首相、前原外相、仙石長官など)のコメントは、相も変わらず 「粛々と進める、進めている」 「司法が総合的に判断したのだろう」 「地検の判断を了とする」
私がもしこの問題の関係者なら、せめてこの位は言いたいものだ。
「今回は、船長は体調不良により、人道上の観点から釈放した。但し、尖閣諸島は日本固有の領土であり、今後ともその原則に従って断固たる措置をとる」
断言出来る。菅政権はこれで一件落着とし、今後一切この問題に触れないだろう。早くも中国外務省は、釈放したということは、日本側が非を認めたことである。明確な「謝罪と責任」を求める、という会見を行っている様だ。
下手すると今後 ウラで それに近いことをやりかねない気もするが…。マサカ ?
ただ菅政権だけを責められない。そもそも自民党政権時代、この問題が中国や台湾から提起された時に、「領土問題は存在しない」と断固対処し、そのための種々の措置を取っておくべきだったのに、ほとんど何もしなかった。ただただ ムニャムニャ…。今更民主党を責められるのか !!
そして本質的には、国民性の問題に帰着するのだろう。こうした問題が出た時、我々は大体キチンと対することなく、その場しのぎでやり過ごし、あとは触れず、忘れた振りをして知らんぷり…。
ただ個人的なことではそれでも良いだろうが、こと国家の在り方・未来に関わること。
中国は明確な国家戦略 - 東シナ海、南シナ海を我が庭にする。第一義的防衛線化。その為の台湾統一、尖閣領有化。そして上手くいけば沖縄も。 - をもっており、よって今回の件みたいなことが起こったら、絶対にひかないだろう。
対して、日本には… ?
明確な国家戦略・意志もなく、最悪断固戦う、そうなっても已む無し、そういった覚悟、腹がない。
そしてそれには、我々日本人の「そこまでしなくとも、何かうまくやれる方法がないの」と言う、「なし崩し的打開精神」が影響しているのだろう。
今回もし日本がこういったことをせず、最後まで行った場合、中国は絶対に折れない。あわや…。
その時国民は 断固ヤレ !! で一致出来るだろうか ?
中国は、更に今回の件で学んだことだろう。日本という国は、断固たる決意と様々なプレッシャー(特に経済面)を見せれば何とかなる国だ、ということを。
今回の件はしょうがない(こういう言い方もムニャムニャ精神 ?)。
せめて、これから早急に対中国戦略を再構築し、特に領土問題をどう考えるのか、どう対処するのか、その際のアメリカとの連携の在り方、沖縄の基地問題、位置づけなどなど…、これを明確に持ってもらいたいものだ。
近い内に、又同様問題、更に拡大された状況で出てくるであろう。例えば尖閣周辺への中国海軍の進出など。その時領海侵犯などで、拿捕・応戦出来るの ?
私が生きている内に起こるかどうか知らないが、尖閣諸島もさることながら、最後沖縄までも領有され、そして日本は中国のイエスマン化。
…冗談ではすまない様な予感がする。
※ 中国の沖縄領有権の主張の予感は、それほど根拠のないことではない。明治の琉球処分で、沖縄の日本領化は国内的にはケリをつけたが、その後も中国とのイザコザは続いており、日清戦争の勝利によって実質黙らせたとはいえ、いつ難癖をつけて持ち出すかわからない。心配だ…。
自民党など野党も、10月から始まる国会の場で、ただ政府攻撃に終始するだけでなく、冷静かつ早急な国家戦略を検討する場を設けて、協力してやってもらいたいものである。
…こんなことを書く気はなかったが、少々心配になってしまい、一言。
その決定を下した那覇地検の会見。
「それ程の悪質性・違法性はなかった。又日中関係の今後のことも勘案して、こうした判断をした」云々…。
一体司法判断の際、こうした社会的、政治的判断を考慮したやり方って、アリなのか? 法的根拠だけでやっていたと思っていたのだが…。
多分今までもこうしたことはあったのだろうが、それを記者会見の場で公表するというのは、良いのか?
部内問題にとどめるべきことを公表した地検の意図を深読みすると…
「今大阪地検特捜部問題で苦しい。相当大掛かりな刷新もありそうだ。だからこの問題では、民主党政権に恩を売っておいた方が良い。全面的に検察の責任として背負い込もう。ただ、俺たちは政府の判断・意向を受け入れ、法的判断のみという原則を曲げざるを得なかった、これをどっかでは言っておかなければならない」
…こういうことだろうと思う。
そもそも「処分保留で釈放」って、後日犯意性アリ、となって船長を召喚しても、一体彼は来るの ?
「不起訴処分」で決定なのだろう。確か前原外相は、「明確な違法性を証明するビデオがある」、と言っていなかった ?!
この間の政府の動き・考え方、又釈放に関する政府関係者(菅首相、前原外相、仙石長官など)のコメントは、相も変わらず 「粛々と進める、進めている」 「司法が総合的に判断したのだろう」 「地検の判断を了とする」
私がもしこの問題の関係者なら、せめてこの位は言いたいものだ。
「今回は、船長は体調不良により、人道上の観点から釈放した。但し、尖閣諸島は日本固有の領土であり、今後ともその原則に従って断固たる措置をとる」
断言出来る。菅政権はこれで一件落着とし、今後一切この問題に触れないだろう。早くも中国外務省は、釈放したということは、日本側が非を認めたことである。明確な「謝罪と責任」を求める、という会見を行っている様だ。
下手すると今後 ウラで それに近いことをやりかねない気もするが…。マサカ ?
ただ菅政権だけを責められない。そもそも自民党政権時代、この問題が中国や台湾から提起された時に、「領土問題は存在しない」と断固対処し、そのための種々の措置を取っておくべきだったのに、ほとんど何もしなかった。ただただ ムニャムニャ…。今更民主党を責められるのか !!
そして本質的には、国民性の問題に帰着するのだろう。こうした問題が出た時、我々は大体キチンと対することなく、その場しのぎでやり過ごし、あとは触れず、忘れた振りをして知らんぷり…。
ただ個人的なことではそれでも良いだろうが、こと国家の在り方・未来に関わること。
中国は明確な国家戦略 - 東シナ海、南シナ海を我が庭にする。第一義的防衛線化。その為の台湾統一、尖閣領有化。そして上手くいけば沖縄も。 - をもっており、よって今回の件みたいなことが起こったら、絶対にひかないだろう。
対して、日本には… ?
明確な国家戦略・意志もなく、最悪断固戦う、そうなっても已む無し、そういった覚悟、腹がない。
そしてそれには、我々日本人の「そこまでしなくとも、何かうまくやれる方法がないの」と言う、「なし崩し的打開精神」が影響しているのだろう。
今回もし日本がこういったことをせず、最後まで行った場合、中国は絶対に折れない。あわや…。
その時国民は 断固ヤレ !! で一致出来るだろうか ?
中国は、更に今回の件で学んだことだろう。日本という国は、断固たる決意と様々なプレッシャー(特に経済面)を見せれば何とかなる国だ、ということを。
今回の件はしょうがない(こういう言い方もムニャムニャ精神 ?)。
せめて、これから早急に対中国戦略を再構築し、特に領土問題をどう考えるのか、どう対処するのか、その際のアメリカとの連携の在り方、沖縄の基地問題、位置づけなどなど…、これを明確に持ってもらいたいものだ。
近い内に、又同様問題、更に拡大された状況で出てくるであろう。例えば尖閣周辺への中国海軍の進出など。その時領海侵犯などで、拿捕・応戦出来るの ?
私が生きている内に起こるかどうか知らないが、尖閣諸島もさることながら、最後沖縄までも領有され、そして日本は中国のイエスマン化。
…冗談ではすまない様な予感がする。
※ 中国の沖縄領有権の主張の予感は、それほど根拠のないことではない。明治の琉球処分で、沖縄の日本領化は国内的にはケリをつけたが、その後も中国とのイザコザは続いており、日清戦争の勝利によって実質黙らせたとはいえ、いつ難癖をつけて持ち出すかわからない。心配だ…。
自民党など野党も、10月から始まる国会の場で、ただ政府攻撃に終始するだけでなく、冷静かつ早急な国家戦略を検討する場を設けて、協力してやってもらいたいものである。
…こんなことを書く気はなかったが、少々心配になってしまい、一言。
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