元「生徒のなれの果て」の徒然日記 … 日々の思い 

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zoom RSS 擬態昆虫の生態 … ツノゼミ再稿(2)

<<   作成日時 : 2013/11/25 13:54   >>

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 私が毎回楽しみに見ているものの一つに、BS3の 「ワイルドライフ」 がある。

 毎週月曜日の夜8時から1時間の番組であり、その再放送が1週遅れの月曜の朝8時。いくら動物好き、とをいえ毎回両方とも視聴、とはいかない。

 特に大リーグの期間中(3月下旬から10月一杯)は、この時間帯は大体どこかやっているので、よっぽどのことが無い限り当然大リーグ中継を優先するのだが、今は11月。

 ということで、見たのだが、それが 「擬態昆虫の王国 … 見事な変身ぶり」 である。


 舞台は中米・コスタリカ、動物番組では良く取り上げられる国で、何でも世界の動物の5%(確か?)が生存している、とのことだが、特に世界で最も美しい蝶といわれる 何とか がおり、超マニアにとっては垂涎の的であろう。

 そんなコスタリカ。

 中米のどこにあるのか、どんな国か全く知らないし、そう知りたいとも思わないが、今回のテーマは擬態昆虫、特に ツノゼミ である。

 11/20、初回放送を見てすぐ書いたのだが、チョッと ながら視聴 ということもあってか、今日の再放送を見ると、アノ内容では、余りにもツノゼミに対して失礼だったと反省させられ、ここに再稿する次第である。


 私は小さい頃は、セミを始め虫とりに夢中で、勉強の熱中時代、そんな記憶なんかまるっきりない。そういう私がその先高校の教員になって、生徒に 勉強ヤレー !! なんて、良く言えるもんですナァ。

 …なんて話はどうでも良く、問題はツノゼミである。

 ツノゼミは多分日本にはいないと思うが、世界に3000種以上存在し、各地でその環境に適応した形態で生きている。

 大きさは本当に微小な弱者で(数mmから2cm)、だからこそ、その生存のために3000種にまで分岐したのだろうが、セミ好き人間にとって、いくらセミの遠い親戚、といったって、その形は、言ってしまえばタダの小さな虫であり、名前に「セミ」をつけるのはどうだろう ?

 形は ダンゴムシ みたいなもので(全然違うか?)、名前の通り、そのツノが様々に変化して、大きくは二極化する。

 一つは、ツノが、細長いままに色々分岐するタイプで、中には、何でこんな形に変化したのか今となっては皆目不明、そういうヤツもいる。

 擬態する虫はまず特定の植物につくので、それにあった変身を遂げるのだが、上の例はそうともいえず、研究者の弁では、まだ未知の植物か絶滅種への擬態ではないか、とのこと。

 ただ私が思うに、形への種々の模索、こだわり、悩みの中で、最後何をやっているのか自分でも分からなくなって、もう これでイイカ ? で、そうなってしまったのではないか。

 これを学術的には 過剰進化 という、そうである。

 他方、ツノが巨大・拡大・多極化して、体全体を覆う形で変身するものも出てくる。

 その中で最たるものは ムシノフンツノゼミ だろう。

 何をトチ狂ったのか、何と !? ムシのフン そっくりになってしまった、のダッ。さすがに、天敵でさえ彼の前ではそのまま素通りするし、本人としては ヤッタネ だろうが、何もそこまでやらなくても…。

 鏡で自分の姿を見れば、いくらフンツノゼミでも懊悩するだろうナァ。

 形は丸型で、つまり飛ぶには不安定であり、危機に陥ると飛んで逃げるのだが、不格好に フラフラ 、クルクル回って、飛ぶというよりは 落ちていく そんな感じである。

 又、バラノトゲツノゼミ というのがいる。

 熱帯林には、防衛のためだろう、幹や枝全体をトゲで覆うのがおり、ツノがバラのトゲそっくりに変化して全身がトゲ化し、それらに住みつくのがバラノトゲツノゼミである。

 確かに、遠目 バラのトゲ としか見えないが、このツノゼミは例外的に子育てをする。

 妊娠したメスは、産卵期になると集団から離れて好みの植物につき、そこで卵を産むのだが、孵化した子供たちが天敵に襲われるや、自分の弱さなんかサレ構わず、それは見事な戦いっぷりであった。

 では子育てをしない、というより されない 種の子供たちはどうするか ? 

 自己防衛以外ない。

 …という訳で、中にはこんなのがいる。

 アリの触覚でお尻を刺激されると、そこから 甘露 という甘い蜜を出す仕組みを発達させるのである。

 つまり、アリにとっては手近に食料が得られる利便があるし、一方幼虫も、いつも側に用心棒がいるのは全く心強いだろう。

 その通り、確かに襲ってきた天敵を、アリは敢然と戦ってやっつけてくれる。

 一方アリの方でも、天敵と戦うのが面倒くさくなったのが出てきて、幼虫を自分の巣に連れ込んで囲い込む集団も出てくる始末。

 お互い生き残るのに必死ですナァ。
 
 擬態とは、普通は 逃げ・隠れ するためのものだが、更に、天敵のハチにツノを特化させるものまでいる。どう見てもハチの触覚まで似せており、造化の妙、とはいえ、ここまでよくぞやるもんだ。


 動物ものを見ると、いつも何らかの新しい発見があるが、今回もそうであった。

 一回限りの人生。

 教員生活に悔いはないが、 もしも が許されるなら、昆虫研究者も良いかな ?

 …でなくても、直接生活、生産活動に関係しない仕事には就きたいものですナァ。

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