元「生徒のなれの果て」の徒然日記 … 日々の思い 

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zoom RSS メジャーとは何か(前半) … 大リーグ私論

<<   作成日時 : 2013/09/30 18:52   >>

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 今日(9/30)の最夜中4:00からBS1で、レンジャーズとエンジェルスの最終戦の中継があり、ダルビッシュが締めくくるということでもあり、目覚ましをかけてボソボソと起き出し、ボヤーとした頭で見たが、確か3回あたりでどうも寝てしまったようで、目を覚ましたら朝の6:30。結果は、同じくBS1夜11:00からの「ワールドスポーツMLB」で確認しましょう。

 私の子供の頃といったら、やるのはまず野球。近所にあるT大学のテニスコートの周辺を皆で探し回ると、硬式・軟式のボール2,3個は落ちており、バットはその辺に落ちている棒きれなんかで十分。日が暮れて、打ったボールが見えなくなると解散、そんな毎日であった。

 しかしここ10年位はテレビのプロ野球中継ともすっかりご無沙汰となり、せいぜい現役選手で分かるのも今や楽天の田中位のものである。

 一方アメリカのメジャーは、というと、去年のダルビッシュのレンジャーズ移籍以来、何回か見ている内にその面白さに嵌まってしまい、今や熱心な視聴者である。メジャーは日本の様に延長制限なんかなく、何時間かかろうが最後までやって必ずケリをつける。もう選手、観客事情なんかお構いなしである。面白いのはピッチャーで、メジャーの場合、これも又日本では完投が勲章とばかり何球でも投げさせるが、メジャーの場合それぞれ役割分担と玉数が決まっており、つまり延長が長引くと投げられるピッチャーがいなくなるのだ。

 そこでいよいよ野手の出番となる。イチローはピッチャーをやったことはない、ということだが、10年以上メジャーでやっている野手の多くはピッチャーの経験がある、という。でも所詮は急造ピッチャー、ストライクが入らず四球の山、ど真ん中に投げてはヒット、ホームランを連発。面白いもので、そういう事態になると意外に試合は早く終わるという。

 どうも横道にズレてしまったが、要するにメジャーの場合当初の年間スケジュールの通りに試合消化されるので、今日がメジャー全体の最終戦なのである。数日休んで、10月は、ワールドチャンピオン目指してのプレーオフシリーズに突入である。


 ほぼ2年間にわたってNHKのBS1・2のメジャー中継を見続けた者として、その感想を少しまとめてみたい。

1)メジャーリーグとは何か ?

 まさしく 男 の 正々堂々 の 正義 のスポーツである。ピッチャーは思いっきりボールを投げ、そのボールをバッターは思いっきりひっぱたく。内・外野手は体全体を使ってそれを捕まえようとするが、それもグラブではなく、つい素手で捕ろうとする本能が働くようで、良く手を骨折したり、怪我する。

 観客もそうで、多くがグラブ持参で見にきており、ファールボールやホームランボールが飛んで来ても、決して逃げることなく我先に争って取ろうとし、ダイレクトキャッチなんかすれば、球場全体が大歓声で祝福する。凄いのは、バッターが思いっきり振り回して、ついボールでなくバットを放り投げてしまう、そのパットさえ我先に争う。日本でファールだと、即「お気をつけ下さい」と場内放送が流されるが、メジャーでそんなことしたら観客はどう思うだろうか。

 ただ問題が一つある。メジャーの球場はどこも、グランドと観客席が高さ1m位の塀で仕切られているだけで、まず一体化しているようなものである。そこで、ギリギリのボールを巡って選手と観客の奪い合いが起こる。 選手が捕れそうなホームランボールやファールボールを先に観客が捕ってしまうと、その観客は即刻退場になるというが、見ていると、これも又本能なんだろう、今日も又相変わらず、ギリギリのボールに向かって一斉にグラブが突き出される。

 メジャーの選手は、まず痛い素振りなんか絶対に見せない。どんな所の死球であれ、平然としているし、日本のようにトレーナーが冷却材をもっと慌てて飛んで行くなんて光景は、見たことがない。或る選手曰く、「そりゃあ痛いさ。でもメジャーリーガーが、観客の前でそんな所を見せる訳にはいかないさ。無理してでも俺は平然としてるネ」

 良く死球をきっかけの乱闘騒ぎがニュースになるが、そのほとんどは、ピッチャーによる 私怨 からくる死球であり、そんなことはそうそうあるもんじゃないし、私はこの2年間1度も見たことはない。

 例えば、バッターが特大のホームランを打ったとする。その喜びの余り、ついバッターボックスで 大ハシャギし過ぎ たりすると、対戦相手は自分たちやピッチャーへの侮辱行為だと判断し、次の打席、大体意図的にボールをぶつける。なら乱闘になるかというと、仲間たちも、彼に対して「アイツはやり過ぎた、ぶつけられても自業自得でありしょうがない」と考え、決してそうはならない。

 最近、ダルビッシュが原因となり不穏な空気になりかけたことがあった。あとでわかったことだが、彼は投げながら相手バッターに対して、「ストレートだッ」と言いながら実は変化球を投げたのだ、という。普通こんなこと自体あってはならないことだが、これの何が問題になるのかというと、もし球種を言うならその通りに投げ、それでも相手打者を打ち取る、それこそが 男のスポーツだ !! 、となる。それを破った、「アイツは汚い奴だ」となって、相手チームは激昂した、とのことだった。

 とにかくメジャーは、初回からのバントやスクイズ、大量点での盗塁を嫌うし(尤も、こういう場合そもそも盗塁とはならないが)、又、個々人の記録化が進んでおり、そこから来るのであろう、バッターによっては相手はとんでもない守備シフトが敷かれる。極端に言うと、相手が左打ちの引っ張り専門だと、3塁手が1・2塁間に移動し、ショートも2塁ベースの後ろに守備位置を変える。つまり三・遊間がガラ空きになるのである。

 日本なら必ずそこを狙うだろうが、その打者はそんなことお構いなくいつもの通りに打ち、例えばダブルプレーになる。それがメジャー流の 正々堂々 である。

 私が2年間でその禁を破ったのを見たのは1度だけで、ヤンキースが後半プレーオフに進出せんと汲々としていた頃のことで、打者は カノー 。何と彼は3塁線にバントをして、当然そこには誰もいず、結果ボールはレフト線にまで転がり、2塁打としたのだ。3塁側バントで2塁だなんて、メジャー史上でもそうそうないのではないか ? 2塁ベース上で、彼は例の如くガムを膨らませて ニヤニヤ していたが、チーム事情から泣く々そうしたのだろう、勿論彼はそれ以降2度とすることはなかったし、引退するまでもう決してしないだろう。

 イチローの4000本安打は日本でも大きなニューになったが、私も当然それを生中継で見ていたが、打席に向かう彼に対する声援も大歓声という訳にはいかず、記録達成後の地元の新聞記事もそう大きなものではなかった、という。

 私は、特に今年のイチローのバッティングを見ていて、その感覚が何となくわかる。4000本という大きな記録に対する尊称はメジャーファンはもっているだろうが、大記録と見做さないその理由の1つは、その内1300何本は日本でのものであろう、という意識で、するとメジャー自体では2700何本となって、それほどでもない、となる。

 しかしそれ以上に、彼の 打撃の質 がメジャー気質とは合わないんだろう、と思う。冒頭にも書いたが、メジャーの打撃は、選手もファンも単純であり、来た球を思いっきり、力の限り ぶったたく 、それである。

 マリナーズ時代は お山の大将 で、かつ10年連続の200本安打越え、年までは忘れたが確か262本(か?)の大リーグ記録を作っており、その実績で批判・不満を圧していたのだろうが、去年からのヤンキースでの選手生活。

 特に今年4月、5月頃の彼は 無惨 であり、打撃コーチの「イチローは今はただボールを当ててるだけ、もっと思いっきり打ちに出て欲しい」の通りの状態で、1年間彼を見てきたが、結局基本的にはコーチの弁通りであった。コースを問わず高めは打てず、かつ大きな変化球も最近は遠く離れて振り回すだけ、打ち終わった後も今までのクールさは消え、顔をしかめたり、小さく首を振ったり…。バッティングスピードも鈍く、最近は外野への飛球もなかなか見られず、飛んでもフラフラと内野まで。

 ただ外角低めの、特に逃げていくボール(変化球でもストレートでも)に対する打撃はさすがで、コツンと当ててレフト前に落とす、その技術は見事である。

 イチローは記録達成後のインタビューに対して、「5000本だって可能性は0ではない云々」と答えていたが、果たしてどうだろうか。

 ヤンキースはプレーオフ進出の夢を断たれ、かつリベラ始めベテランも去り、A.ロドリゲスも再来年前半までの出場停止処分=引退となろう。怪我人対策としての多くのトレードも結局安定した戦力とはならず、これから 大粛清=大トレード が断行されよう。その時イチローはどうなるか、どうするか ?

 私の予想では クビ=引退 となると思う。この10月で彼も40歳である。そういう選手を現役として、多大の年俸でもって留めておくとは考えにくい。いづれアメリカから 超ピックニュース として 臨時テロップ が流れよう。

 話が又々飛んでしまった。つまりそういうことである。彼の安打数の多くを占める 内野安打・バント安打・コツンと当てての外野前安打 に対する評価が大変低いのだろうと思う。アレは本当のバッティングではない、真のメジャー安打ではない !! アノ時の日本国内での大騒ぎに対して、アメリカ国内での、称賛はするが数あるメジャー記録の一つに過ぎない、といった評価。私は納得するものである。

 とにかくメジャーの神髄は 男らしく 堂々であれ !!!! である。それを体現すべく今日も彼らは思いっきり投げ、バットを振り回し、体ごとボールにぶつかっていくだろう。


 (1)だけで予想外に長くなってしまった。今回はコレ位にして後半は次回。

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